こだわりのローストビーフを
使ったメニュー2品

今回使用する食材は「うかい亭」料理長が全国から選び抜いた黒毛和種（うかい特選牛）を使ったローストビーフ。トリュフソース、トリュフ塩、トリュフバルサミコソースの調味料3種をセットにした料理キットが、事前に参加者の皆さんのもとに届けられています。

レッスンの講師を務めたのは、うかいグループの食品開発・製造部 料理長を務める菊地剛さん。「ローストビーフサラダ」と「ローストビーフ丼」の2品のレシピを教えていただきました。

華やかなおもてなしにぴったり
「ローストビーフサラダ」

旬の夏野菜をふんだんに使った「ローストビーフサラダ」からスタートです。スムーズに調理に入れるよう、参加者のみなさんには、野菜のカットやボイルなど材料の下準備をあらかじめお願いしてあります。

フライパンにサラダ油をひき、食べやすい大きさに切ったかぼちゃ、ナス、ズッキーニに火を通します。カメラがクローズアップして、火加減や焼き具合をしっかり確認することができました。続いてローストビーフを切っていきます。「包丁が左右にブレないように、まっすぐ下に落とすようにしてください。包丁の刃先から根元まで大きく使うと、断面がきれいに切れますよ」と、菊地さん。ローストビーフを美しく切り揃える包丁の使い方をアドバイスいただきました。

次に、サラダに使うドレッシングを準備。トリュフバルサミコソースのトリュフの香りがふわりと立ち上がります。仕上げの盛り付けは「彩りを考えながら、高低差をつけて野菜を配置していくと、立体感が出てお皿全体が美しく見えます。ローストビーフは重ねる幅を均等に揃えるときれいですよ」とアドバイス。お箸を使って野菜とローストビーフが丁寧に手際よく並べられていきます。最後に、ローストビーフ用の3種の調味料を並べ、1品めの完成となりました。

半熟卵がポイント
「ローストビーフ丼」

2品めは、炊き立てのご飯の上にローストビーフと半熟卵をのせた「ローストビーフ丼」です。「ローストビーフを薄く切るほどふわっとした食感になりますし、厚みを持たせて切るとお肉のしっかりした弾力が味わえます。どちらでもお好みでどうぞ」と菊地さん。ご飯を盛り付けるときは、中央に半熟卵をのせるくぼみを作っておくのがポイント。トリュフ塩をパラリとふったら、ローストビーフを並べていきます。白髪ねぎやカイワレなどの香味野菜もたっぷりと。最後にフライドガーリックを散らして完成。トリュフソースに醤油を混ぜたトリュフ醤油のタレでいただきます。

完成品を前にして実食
さあ、ヱビスビールで乾杯!

参加者のみなさんも続々と出来上がっている様子。みなさんのお皿を確認して「素晴らしいです！」「美味しそうですね」と菊地さんの声も弾みます。テーブルの用意ができたら、とうとうお待ちかね、ヱビスビールで乾杯！

その後は、料理を味わいながらコミュニケーションタイムに。余ったトリュフソースの使い道や、半熟卵の上手な作りかたなどの質問に、菊地さんがひとつひとつ丁寧に答えてくれました。ほかにも「お料理中からトリュフの香りで幸せな気分です」「ローストビーフが上手に切り分けられるようになりました」「家族で楽しめるイベント、最高です！」など、嬉しい感想がたくさん寄せられました。

あたたかくアットホームな雰囲気のなか、作って、味わって、学んで、名店の美味と世界観に触れるひととき。料理の楽しさと豊かを実感する、おいしい“こととき”を全員で共有することができました。